歯科診療用チェア・ユニット（歯科ユニット）には、治療によって生じた唾液や血液などの汚水が流れる排水回路が存在します。その機器を医療機関から取外撤去する際には、医療機関の責任で感染症などが発生しない対策が施されていることが前提で産業廃棄物として処理を行っています。
しかし、目に見えない病原体やウイルスが存在しないことの確証は難しいため、取外撤去や廃棄処理を行う際には十分に注意をして行わなければなりません。
当社は、歯科ユニットの設置業務を50年以上前から各メーカーの依頼で行っている業者です。年間500台以上の歯科ユニットの設置を行っています。
そのため、歯科ユニットの取外しも日常的に行っており、その手際に良さでは定評があります。
また、歯科ユニットの廃棄処理に関しても、歯科ユニットの廃棄処理を目的として、それに必要な許可を取得して、20年以上前から業務を行っている歯科ユニット廃棄のリーディングカンパニーです。
独自の排水回路洗浄システム
歯科ユニットを安全に廃棄処理するために、独自のシステムによる排水回路洗浄を解体作業を行う前に行っています。
排水回路洗浄では、次亜塩素酸水を用い、診療用に使用されているバキューム装置を流用して、排水及びバキューム回路の洗浄を行っています。
次亜塩素酸水の効果は色々と取りざたされていますが、実際の効果としては工場内及び破砕物の悪臭が少なくなったため、一定の効果があるものであると考えています。
※現在は、本社工場のみで実施
当社では、医療系特有の作業を産業廃棄物処理業務に取り入れることによって、工場内で作業を行う従業員の健康被害を防ぐだけではなく、医療機関が安心して廃棄処理を委託できる廃棄処理業者になることを目標にしています。
特に歯科ユニットに関しては、これまでの長年培った経験や技術を活かした排水回路洗浄システムによって、医療機関の方々に余分な心配をかけることがなく、安心して廃棄処理業務をお任せいただけるものとなっています。
またこのシステムは、歯科ユニットに特化し、取外しから廃棄処分までのすべてをONE STOPで出来る当社にのみ出来る行為です。産業廃棄物収集運搬業のみを取得して、産業廃棄物処分業務を他に委託してを行っている業者では出来ないシステムであり、そのような業者との差別化を図る意味でも効果的なものであると考えています。
